「木が成長するためには、地中にしっかり根をはり、水分や栄養分を吸収すること、そしてたくさんの緑豊かな葉をつけるためには日光が必要!」
「人間にとっての根をはるということ=規則正しい生活を送り、しっかり食事や睡眠をとること」
「では、日光は??」
これは、訪問先で利用者さんと交わした会話。
人が心豊かに心身ともに成長するために必要なもの。
「稲田さんにとっての日光は何ですか?」と質問され…
とっさに答えることはできなかった。
人間を木に例えてみる、そんな発想は、私にとって新鮮に感じ、私にとっての日光は何だろう?と考えてみた。

緑豊かな葉をたくさんつける=生きがいをみつけて、たくさんの出会い、経験を自分自身のものとして吸収して、心身ともに成長すること、なのだと思う。
たくさんの日光を浴びて、緑豊かな葉をたくさんつけた木のようになれるよう、精一杯生きていこうと思う。

利用者さんと会話を通して、自分自身を見つめ直すことができた。
これも訪問看護の醍醐味!!